「自由の女神事件」


  ウルヴァリンは己の記憶を求めて旅をしていた。
 あるときウルヴァリンは、ミュータントの少女と出会う。
 少女はローグと名乗った。
 2人はあてのない旅を続ける。

  ミュータントテロ集団「ブラザーフッド」は彼らを襲う。
 その理由はわからない。
 X−MENが彼らを助ける。
 「恵まれし子らの学園」は、彼らを受け入れる。

  サミットが近付いていた。
 ケリー上院議員は、反ミュータント思想家だった。
 彼は、サミットの議題にミュータント登録法案を挙げていた。
 だがケリー上院議員はサミットを目前にして、ブラザーフッドに拉致されてしまう。

  ブラザーフッドのリーダー、磁界王マグニートーは、
 人類をミュータント化させる装置を開発していた。
 ケリー上院議員は装置の実験台となり、ミュータントになってしまう。
 ケリー上院議員はその能力を使い、ブラザーフッドの手から逃げる。
 だが、ミュータント化マシンは不完全だったため、
 ケリー上院議員は肉体崩壊を起こしてしまう。

  マグニートーは、あるミュータントを狙っていた。
 「他者の記憶・能力をコピーする」パワーを持つミュータント、ローグである。
 人間をミュータント化させる装置は、
 マグニートーのマグネティックパワーでのみ操れるが、
 それを使うには相当なパワーが必要になる。
 ローグにマグニートーのパワーをコピーさせることで、
 ミュータント化装置を発動するのが、マグニートーの目的だったのだ。

  マグニートーの手下ミスティークは、
 変身能力を使って「恵まれし子らの学園」に潜入。
 ローグを学園内から去るように仕向ける。
 X−MENはローグの救出に向かう。
 だがブラザーフッドの不意打ちに遭い、
 ローグはマグニートーの手中となる。

  プロフェッサーXは「セレブロ」を使ってローグを探す。
 「セレブロ」にはミスティークによる罠が仕掛けられていた。
 プロフェッサーXは負傷する。
 倒れたプロフェッサーXの代わりに、ジーン=グレイが「セレブロ」を使用する。 
 ローグをさらったマグニートーたちが、
 サミット会場のマンハッタンにいることを突き止める。

  マグニートーは、サミットに出席する各国の重役たちを
 ミュータントに変化させようと企んでいた。
 「X−ジェット」を駆り、マンハッタンへ向かうX−MEN。
 人類との共存を求める「X−MEN」と、
 理想世界を作り出そうとする「ブラザーフッド」が激突する!!



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