用語集、作ってみました。
映画を観るにあたって、役立つかどうかはわかりません。
けっこうどうでもいいことが書かれています。
【あ】 | |
・アダマンチウム | ウルヴァリンの全身に移植されている架空上の金属物質。とにかく硬い。 |
・アンビエンス | フジテレビ系ドラマ「もう涙は見せない」の主題歌「最後の約束」でデビューした 4人グループ。テイチクレコードよりシングル3枚、アルバム1枚がリリースされた。 ここで説明している理由は、アニメ版「X−MEN」の主題歌を歌っていたから。 あまり売れなかった。知っている人は少ないが、いちおうカラオケには入っている。 |
・ウェポンX | 冷戦時代のアメリカで、極秘に行われていた超人兵器開発プロジェクト。 この計画によって、ウルヴァリン、セイバートゥース、マーベリックの 3体の超人兵器が生み出された。 旧ソ連でも同じような計画があり、そこで生まれたのがオメガレッドというミュータントである。 |
・エックスメン | 1963年にマーヴルコミック社より出版されたマンガ。 1991年にはアメリカンコミック史上No1の800万部を売り上げる。 現在では創刊以来4億冊を売り上げ、25の言語に翻訳、世界75カ国で販売されている。 チャールズ=エグゼビア教授の提唱によって組織された、 悪の脅威から人類を守り、人類とミュータントの平和的共存を実現するために 組織されたミュータントヒーローチームである。 人数が多いので、98年現在はブルーフォースチーム、ゴールドフォースチーム、 X−フォース、X−カリバー、ジェネレーションXの5チームに分割されている。 |
・オプティックブラスト | サイクロップスの目から発射される破壊光線。 なぜかルビーだけは壊せないらしい。 |
・「お前はクソだ」 | 映画版「X-MEN」に登場する、究極の名ゼリフ。 どのようなシーンで出てくるかはナイショ。アメリカ人のユーモアたっぷりです。 |
【か】 | |
・カプコン | 日本における「X-MEN」の知名度をアップさせた立役者。 じつはTVアニメ版「X-MEN」の番組スポンサーだった。 |
・コードネーム | 「X-MEN」に登場するミュータントは、敵・味方問わずに持っている名前。 本名とは別に存在するので、混乱を招きやすい。 このコードネーム、必ずと言っていいほど由来があるので、 高校時代のヒマな英語の時間には辞書を引いて遊んでいました。 |
・コスチューム | 「X-MEN」に所属するメンバーの制服。 映画版では黒いスーツだが、この着心地は最悪らしい。 原作ではメンバー固有のコスチュームがあるのだが、 どう見ても全身タイツにしか見えないのが笑いを誘います。 一応、防熱・防寒・衝撃吸収といった効果があるらしい。 |
・コナミ | 日本における「X-MEN」の知名度を、ほんのちょっぴりアップさせた黒子的存在。 じつはアーケードゲーム版「X-MEN」をリリースしていたが、 その存在を知る者はかなり少ないうえに、恐ろしいまでの勘違いっぷりを露呈している。 92年頃リリースされたにも関わらず、 キャラコスチュームが80年代初期の設定なのも、なんかおかしい。 |
【さ】 | |
・サミット | 頂上、首脳の意。1975年フランスの提唱に始まる主要先進国首脳会議。(広辞苑) 映画の中では、「ミュータント登録法案」も議題のひとつに入る。 マグニートーは、このサミット開催のタイミングを狙って、ある計画を実行しようと企む。 |
・ジム=リー | アメリカコミック界のカリスマ的存在。韓国出身のアーティスト。 現在の「X-MEN」の人気を不動のものにしたのは彼によるものだと言っても過言ではない。 |
・ジャック=カービー | アメリカコミック界の重鎮。 「X-MEN」の第1話を描いたほかに、様々なマンガの生みの親。 現在は既に故人になっており、映画版「X-MEN」のスタッフロールには 彼の偉業を称える一文が流れる。 |
・自由の女神 | アメリカにおける自由の象徴。 映画版では、ミュータントが迫害されるという皮肉な事実を象徴する存在でもある。 また、頭の上で戦うのが映画界のお約束でもある。 |
・シュガー | ローグが使う南部訛りの言葉。 が、映画版ではこんな言葉は登場しないので、知ってても何の得もない。 (使用例:「グッナイ、シュガー」) |
・小学館プロダクション | 「X-MEN」の原作コミックを日本語に訳して出版した、 とってもエライ出版社。日本語版「X-MEN」は全17巻。 あと、他のヒーローのコミックも収録した「マーヴル・クロス」が全17巻。 その後に「エイジ・オブ・アポカリプス」全3巻に 「オンスロート」全4巻、「ゼロ・トレランス」全6巻、 劇場版のプレストーリーを描いた「ビギニング」を出版した。ホントに偉大です。 |
・スタン=リー | 「X-MEN」の原作を書いて、この世に送り出したとってもエライ人。 アメリカのマンガでは、絵を描く人、色を塗る人、文章を書く人、物語を描く人といった具合に 分担作業になっていて、その中でも物語を書く人は最も重要な存在になる。 というワケで、この人はとってもスゴイ人になるのです。 |
・セレブロ | X-MENの基地内にあるミュータント探知マシン。 世界中にいるミュータントを探し出すことができるという、とってもナイスなマシン。 しかし、これを使いこなすには相当な精神力が必要になる。 映画版では、プロフェッサーXとマグニートーによる 協同開発という設定になっているので、マグニートーはこの探知から逃れることができる。 |
【た】 | |
・チルドレン・オブ・ジ・アトム | 「原子の子たち」の意。 マグニートーは、X-MENのことを何故かこう呼ぶ。 また、ゲーム版「X-MEN」のサブタイトルにもなっている。 |
・テレパス | テレパシーが使える人のこと。 プロフェッサーXは、地上最強のテレパスでもある。 |
・デンジャールーム | X-MENの基地内にある設備のひとつ。 今までに出会った人物や、場所を擬似的に作りだし、 その状況での戦闘を表現できるというバーチャルリアリティシステム。 でも、この施設は映画には登場しないので、知ってても何の得もない。 |
・突然変異 | 親とは明らかに異なった形質が、突然、子孫や枝葉に出現、 または親の形質が消失し、それが遺伝する現象。(広辞苑より) |
【は】 | |
・バイザー | サイクロップスの必須アイテム。 ルビーでできており、自己制御不能なオプティックブラストを コントロールするための、とっても大事な装備品。 サイクロップスのトレードマークでもあり、コードネームの由来にもなっている。 |
・パワードレイン | ローグの能力。触れた者の生命力、能力、記憶などを奪い取る。 映画版では記憶を奪い取る力は存在しない。 また、今回の物語のカギを握る能力でもある。 |
・ヒーリング | ウルヴァリンとセイバートゥースの持つ能力。 細胞の新陳代謝を活発にすることによって傷を治療する。 また、細胞の老化を防ぐ力もある。 この能力は生来のものであり、それゆえに 彼らは「ウェポンX」の実験台になったのだろうと推測される。 |
・不精ヒゲ | 原作に登場するガンビットというキャラのトレードマーク。 だが、このキャラの爆発的人気によって、その他大勢の男性キャラも 次々と不精ヒゲになってしまい、現在では男性キャラの象徴。 もちろん、映画版でもその片鱗をうかがうことができる。 |
・ブラザーフッド | マグニートー率いる、ミュータントテロ集団のこと。 ミュータントを迫害する人類に対して復讐しようとしている。 この集団に荷担しているミュータントは、トラウマを持っているのが涙を誘う。 |
・ブラックバードジェット | ヒーローの必須アイテムである乗り物。 ステルス迷彩機能や、垂直離陸が可能なとってもナイスな乗り物。 普段は基地の地下に配備されている。 映画の中では「X-ジェット」という名前で呼ばれている。 また、アニメ版が放映されていた頃は、トミーからこれのオモチャも発売されていた。 |
・フラットスキャン | マグニートーは、人類のことを何故かこう呼ぶ。 いわゆる人類に対する蔑称のこと。 しかし、この単語は映画には登場しないので、知ってても何の得もない。 |
・ホモ・スペリオール | マグニートーは、自分たちのことを何故かこう呼ぶ。 いわゆるミュータントに対する敬称のこと。 人類(ホモ・サピエンス)の進化形のことらしい。 こちらは映画にはよく登場する単語なので、知ってても損しない。 |
【ま】 | |
・マーヴルコミックス | 「X-MEN」の出版社。他のマンガでは「スパイダーマン」が有名。 「MARVEL COMICS」というスペルだから、 カタカナでは「マーベルコミックス」か「マーヴェルコミックス」と書かれるはずなのだが、 なぜかこのように書かれるのが主流。 |
・マグネティックパワー | マグニートーの持つ能力のこと。 磁力を自在に操ることによって、様々な戦い方が可能。 映画の中でも、その圧倒的な強さがお目にかかれる。 カンボジアの地雷地帯に連れて行ってあげたい。 |
・マリー | 映画版「X−MEN」に登場する、ローグの本名。 原作では、ローグは本名不明という設定になっているので、けっこう貴重な設定である。 |
・ミュータント | 突然変異した人類の総称。 普通の人間にはない様々な能力を持つが故に、迫害される存在でもある。 |
・ミュータント登録法案 | ケリー上院議員によって提唱された、ミュータントを管理・廃絶しようという法案。 これによって、彼はとんでもない目に遭わされることになる・・・。 |
・ミュータントパワー | ミュータントが持っている特殊能力。超能力もそのひとつ。 カラダがゴムのように伸びるとか、獣人化するといった どこかで聞いたことのあるような能力もあれば、 下半身がロケットになるという情けない能力もある。 |
・恵まれし子らの学園 | チャールズ=エグゼビア教授が、ミュータントの少年・少女のために設立した学校。 ケンタッキー州のダラスにある。 が、その地下はX-MENの秘密基地でもあり、 現代テクノロジーをはるかに越えた設備がある。 |